測量杭はどのサイズを選ぶ?用途・木材の違いと購入前の確認ポイント

コラム

測量杭はどのサイズを選ぶ?用途・木材の違いと購入前の確認ポイント

測量杭は、境界に目印を付けるときに使われる仮杭を指します。
頭部が正方形になっているものが一般的で、まとめて販売されていることがほとんどです。
測量杭を打った後に逃げ杭を打って、工事などで誤って杭が動くことを防ぎます。

測量杭に対して下記のような疑問を持っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

  • 測量杭の実際の用途とは?
  • 測量杭に使用される木材の種類とは?
  • 測量杭のサイズとは?

この記事では、測量杭の用途や木材の種類などをわかりやすく解説します。
測量杭を打ち込むまでの流れが分かるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。

測量杭とは?用途と使われる期間

測量杭とは?用途と使われる期間

測量杭とは、土地を測量するときに使う仮杭のことを指します。
ここからは測量杭の用途や使われる期間について解説しますので、参考にしてください。

測量杭の用途は境界などの目印を付けるとき

測量杭とは、境界の目印や土地の敷地などの目印などを付けるときに仮杭などとして使われる木杭です。
土地家屋調査士などの専門家が土地を測量して、境界線を確定するために使います。

測量杭は移動したり、浮き沈みしないようにしっかりと打ち込まれます。
仮杭として打ち込まれたときに、測量杭の頭部に釘を打つことも少なくありません。
頭部の真ん中や端に打たれることがあり、釘が打たれている位置が境界標となります。

境界標とは土地の境界を示す標識

境界標とは土地の境界を示す標識

境界標(きょうかいひょう・けいかいひょう)とは、土地の境界の線や点を表すための標識です。
境界標があることで境界線が分かりやすくなり、土地の管理がしやすくなるメリットがあります。

新たに境界標を設置する場合には、測量木杭は境界標として認められません。
腐食などの心配があり、境界標に求められる永続性に欠けるためです。

境界標には、永続性の他にも不動性や視認性、特定性、証拠性、管理性の6つの条件を満たさなければなりません。

一般的には、境界標として打ち込まれているものは腐食などの心配がない、コンクリート杭や金属杭が使われています。
頭部に矢印やバツ印がついていて、矢印の先やバツの重なっている部分が境界点を指します。

測量杭は短期間使われる

測量杭は境界杭を指す前の仮杭として使われるため、境界標を打ち込むまでの短時間に使われます。
コンクリート杭や金属杭を打ち換えてからは、測量杭は抜かれます。
同じく土木や建設の現場で使われる「丸太杭」とは用途が違うのです。

丸太杭を使うシーンを解説|ウッドデッキ造作に必要なケースを紹介

測量杭の打ち込み方

測量杭の打ち込み方

測量杭は、以下のような3ステップで打ち込んでいきます。

  1. 穴を掘る
  2. 穴を掘る

    シャベルなどで杭を打つ場所に穴を掘ります。
    深めに掘っておくと、杭打ちがスムーズに進みます。

  3. 測量杭を打ち込む
  4. 測量杭を打ち込む

    掘った穴に杭を差し込み、ハンマーで測量杭を打ち込みます。
    ハンマーで力任せに叩くのではなく、垂直に叩くことがポイントです。
    斜めにハンマーを振り下ろしてしまうと、測量杭の角に当たって測量杭が曲がってしまうので、角を打たないように注意しましょう。
    ハンマーが測量杭に当たる瞬間に若干腰を落とすと、より深く打ち込めます。

  5. 逃げ杭を打つ
  6. 逃げ杭を打つ

    工事などで誤って測量杭が動いてしまうことを防ぐために、逃げ杭(控え杭)を打ちます。
    逃げ杭は作業の邪魔にならない場所に、測量杭を中心に正三角形を結ぶ位置に打ち込みます。
    逃げ杭の側面に測量杭からの距離を書き、頭部を青や黄色などの目立つ色のスプレーで塗ると、他の杭と間違えにくいでしょう。

    杭を打ち込むハンマーにはさまざまな種類がありますが、基本的には木槌で問題ありません。
    地面の状態によっては、ゴムハンマーを使うことをおすすめします。

    地面には水道管などの配管が埋まっていることがあるため、杭を打つ前に確認しましょう。
    打った後に、杭が垂直に打ち込まれているかどうか、場所がずれてないかチェックすることをおすすめします。

測量杭に使われる木材は主に4種類

測量杭に使われる木材は主に4種類

測量杭は主に4種類の木材が使われています。
ここからは、測量杭に使われる木材の種類と特徴について解説します。

測量杭はスギやヒノキ、マツ、ツガなどの木材が使われる

測量杭はスギやヒノキ、マツ、ツガなどの木材が使われています。
それぞれの木材の特徴をまとめましたので、購入するときの参考にしてください。

樹種
スギ ヒノキ マツ ツガ
基本情報 名称 杉、椙 檜、桧 松 栂
分類 スギ科スギ属 ヒノキ科ヒノキ属 マツ科マツ属 マツ科ツガ属
分布 本州、九州、四国、北海道函館が北限 福島県以南の本州、四国、九州 北海道、東北、北陸、関東、中部、近畿、中国、四国、九州など 本州南部から四国、九州(屋久島含む)
心材の色 赤褐色 淡紅色 赤褐色から黄褐色がかった色調 淡褐色
辺材の色 白色 白色 白色 淡色
物理的性質 気乾比重 0.38 0.44 0.53 0.52
平均収縮率 接線 0.25% 0.23% 0.16% 0.16%
平均収縮率 放射 0.10% 0.12% 0.29% 0.29%
熱伝導率(W/mK) 0.087 0.095 0.12 0.16
機械的性質 曲げヤング係数 7.4GPa 8.8GPa 11GPa 7.8GPa
曲げ強さ 64MPa 74MPa 100MPa 80MPa
圧縮強さ 34MPa 39MPa 50MPa 40MPa
せん断強さ 5.9MPa 7.4MPa 6.0MPa 7.0MPa

【マツの特徴】

  • 比較的安く手に入る
  • ヤニが多いため材に粘りがあり、圧縮しにくい
  • ヒノキやスギに比べると密度が高く、硬い
  • 家具にも使われることが多い
  • 45×45㎜測量木杭に使われることが多い

【スギの特徴】

  • 木目がまっすぐ通っていて、縦方向に割れやすい
  • 特有の香りがあり、乾燥性が高い
  • 加工しやすく、用途も幅広い
  • 日本で最も多く植林されているため、国産材のなかでは安く手に入る
  • 測量杭として使われていることも多い

スギ材の特徴やメリットとは?ヒノキ材との違いもあわせて解説

【ヒノキの特徴】

  • 柔らかく、軽い
  • 虫が付きにくい成分を配合している
  • 強度と耐朽性が高いため、保存しやすい
  • 耐湿・耐水性に優れているためヒノキ風呂としても使われている
  • 日本国内ではスギの次に多く植林されている

ヒノキ材は経年変化も魅力!長年使用しても色褪せない美しさ

【ツガの特徴】

  • 乾燥性が高い
  • 比較的硬い
  • 塗装の仕上がりがよく、関西では建築用木材として好まれていた
  • ツガをカンナで削ると、白い粉が見えることがある
  • 古くからネズミにかじられないと言われている

また測量杭としてまとめて売られている商品は、木材の種類が書かれていないことや、MIXと表記されているものもあります。
まとめ売りの商品では、スギやヒノキを混ぜて販売しているケースが少なくありません。

測量杭は腐らない?

木材のため、測量杭として屋外で設置すると1~2年で腐ってしまいます。
長期間の使用には向いていないため、あくまで仮杭として使われるケースが大半です。

木材防腐処理とは?特に屋外使用には必須の加工!

測量杭は正方形サイズが一般的、長さにもバリエーションあり

測量杭は正方形サイズが一般的、長さにもバリエーションあり

測量杭は正方形サイズが一般的で、打ち込みしやすいように頭部は平らになっています。
また、面取りされている測量杭も販売されており、打ち込みするときには破損を軽減できるでしょう。
遠くから見ても分かりやすいように、頭の部分が赤や青などに染色されている測量杭も販売されています。
測量する場所によって、測量杭の長さを使い分けていきます。

測量杭の購入は「mock re:」にお問い合わせください

測量杭の購入は「mock re:」にお問い合わせください

これから測量杭を購入する予定がある場合は、ぜひ「mock re:(モックリー)」をご利用ください。
多くの測量杭を取り扱っており、用途に合わせたものをお選びいただけます。
「mock re:(モックリー)」で取り扱っている測量杭の長さを表にまとめましたので、購入するときの参考にしてください。

測量木杭の幅・厚さ 長さ(mm)
30×30㎜測量木杭 300・450
45×45㎜測量木杭 450・600・900・1200
1500・1800(受注生産品)
60×60㎜測量木杭 450・600・900(受注生産品)
90×90㎜測量木杭 900(受注生産品)

一部の長さの商品は受注生産品となっているため、納期は注文の時にご相談ください。

【測量杭の商品一覧】

測量杭以外の木材やウッドデッキに関する疑問もぜひお問い合わせください

  • 表示されていないサイズの木製の杭はないの?
  • 関連する用品の情報はどうやって検索するの?
  • 農業に適した杭を100本ほしいが送料はどれくらいかかる?
  • 会員に登録するとどんなサービスが受けられるの?
  • 価格や出荷のタイミングなどスタッフの方に電話で相談できますか?
  • 製品や資材の安全についての基準は?
  • プラスチックを混合した板のカテゴリ、もしくは商品名を教えてください。

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