屋根付きウッドデッキとは?業種別で選ばれる理由と、導入時に押さえたいポイント

コラム

屋根付きウッドデッキとは?業種別で選ばれる理由と、導入時に押さえたいポイント

屋根付きウッドデッキは、屋外空間をより柔軟に、そして計画的に活用するための設備として注目されています。

雨や強い日差しを防げることで、天候に左右されにくくなり、利用できる時間帯や季節が大きく広がるのが特長です。近年では、飲食店のテラス席や商業施設の休憩スペース、保育園・幼稚園の外遊び場など、さまざまな業種・施設で導入が進んでいます。

本記事では、屋根付きウッドデッキの基本的な考え方から、施設で選ばれる理由、業種別の活用シーン、設計時に押さえておきたい情報までをわかりやすく解説します。

さらに、木材の専門に扱う当サイト「モックリー」の施工事例をもとに、用途に合った木材選びや安全面への配慮についても紹介します。

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INDEX

屋根付きウッドデッキとは 屋根なしデッキとの違いと、できることの幅広さ

屋根付きウッドデッキとは 屋根なしデッキとの違いと、できることの幅広さ

屋根付きウッドデッキとは、床面だけでなく屋根構造を備えた屋外デッキ空間を指します。屋根があることで、雨天や直射日光を避けられ、屋外でありながら安定した利用が可能になります。

屋根なしデッキは天候の影響を受けやすく、用途が限定されがちですが、屋根付きの場合は「通る場所」から「滞在する場所」へと役割が広がります。

施設の付加価値を高め、屋外空間を積極的に活用するための選択肢として、多くの現場で採用されています。

屋根があると何が変わる?利用できる時間と季節の違い

屋根があるウッドデッキは、天候に左右されにくい空間になります。強い日差しを遮ることで夏場でも利用しやすくなり、雨の日でも一定の活動が可能になります。

結果として利用できる季節や時間帯が広がり、年間を通じた計画的な運用が簡単に。

屋根なしデッキでは使用を控えざるを得なかった条件下でも活用できるため、施設側にとっては稼働率を安定させやすい点も大きなメリットです。

雨除け・日除けだけではない|動線づくりと滞留スペースの活用

ウッドデッキの屋根は、雨除けや日除けとしての役割だけでなく、建物と屋外をつなぐ動線としても有効です。

出入口付近に設けることで、移動時のストレスを軽減し、自然な人の流れを生み出します。

また、屋根があることで心理的にも「立ち止まりやすい場所」となり、待機や休憩、ちょっとした交流が生まれる滞留スペースとして機能します。

屋根形状の選択肢(片流れ・フラット・パーゴラ)と向き不向き

屋根付きウッドデッキには、片流れ屋根、フラット屋根、パーゴラなど、いくつかの形状があります。片流れ屋根は排水性に優れ、雨量の多い地域や広いデッキに向いています。

フラット屋根は建物と一体感を出し易く、すっきりとした印象を与えたい場合にぴったり。

パーゴラは完全な雨除けにはなりませんが、開放感を重視したい施設や、日差しを和らげる目的で選ばれることがあります。用途や立地条件、デザイン性を踏まえて選択しましょう。

なぜ施設では屋根付きが選ばれるのか 利用率・安全性・管理面から見た導入メリット

施設での屋根付きウッドデッキ利用

屋根付きウッドデッキが施設で選ばれる理由には、見た目の良さだけでなく、運営面での実用的なメリットがあります。

管理や維持の面での計画が立てやすく、長期的な運用を考える施設にとって導入しやすい設備といえます。具体的なポイントを見ていきましょう。

天候に左右されない|屋外スペースの稼働率を安定させる

屋根付きウッドデッキは、雨や強い日差しによる利用中止を減らせるため、屋外スペースの稼働率を安定させます。

飲食店や商業施設では、天候による利用制限が少なくなることで、計画的な運営が可能に。

年間を通して活用できる空間が増えることで、設備投資の価値を最大限に引き出せる点も大きな利点です。

熱中症・雨天時の転倒リスクを抑える|安全性への配慮

屋根があると直射日光を避けられ、夏場の熱中症リスクを抑えることができます。また雨天時に床面が濡れにくくなるため、滑りや転倒といった事故の防止にもつながります。

特に子どもや高齢者が利用する施設では、安全性の確保が重要であり、屋根付き構造は利用者に安心感を与える要素として評価されています。

イベント・待機・休憩の場をつくる|施設価値の向上

屋根がある空間は、イベント開催時のスペースや待機場所、休憩エリアとしても活用可能。

屋外でありながら快適性が高いため、人が集まりやすく、施設内に新たな居場所を生み出します。

こうした空間があることで、滞在時間の増加やにぎわいの創出につながり、施設全体の価値向上にも寄与します。

屋根付きウッドデッキの主な用途 モックリーの施工事例から見る活用シーン

モックリー施工事例

屋根付きウッドデッキは、業種や施設の目的によってさまざまな使われ方をしています。

モックリーでは、飲食店、商業施設、保育・教育施設など、様々な用途に合わせた施工を行ってきました。ここでは、実際の施工事例をもとに、代表的な活用シーンを紹介します。

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飲食店・カフェ|テラス席を“全天候型”にして客席を増やす

飲食店やカフェでは、屋根付きウッドデッキをテラス席として活用することで、天候に左右されにくい客席を確保できます。

雨の日や日差しの強い日でも利用できるため、客席数の安定につながります。屋外ならではの開放感を残しつつ、快適性を高められる点は、来店客の満足度向上にも寄与します。

商業施設|休憩スペース・導線・にぎわいづくりに活用

商業施設では、屋根付きウッドデッキが休憩スペースや動線の一部として活用できます。

買い物の合間に立ち寄れる場所があることで、来訪者の滞在時間が延び、施設内の回遊性も向上します。

またイベントや展示スペースとして使うことで、屋外ににぎわいを生み出すことも可能です。施設全体の印象づくりにも効果的な空間といえます。

保育園・幼稚園|日除けのある外遊びスペースとして

保育園や幼稚園では、屋根付きウッドデッキが外遊びの場として活用されています。直射日光を避けられるため、夏場でも比較的安心して子どもたちを遊ばせることができるんです。

急な天候変化にも対応しやすく、保育計画を立てやすい点もメリットです。屋外活動の幅を広げながら、安全性にも配慮できる設備として重宝されています。

【業種別】屋根付きウッドデッキの設計ポイント 施設用途に合わせた素材・構造の考え方

設計ポイント

屋根付きウッドデッキを導入する際は、施設の用途に合わせた設計が欠かせません。席配置や人の流れ、安全基準など、業種ごとに重視すべきポイントは異なります。

ここでは、代表的な業種別に設計時の考え方を整理します。

モックリーのウッドデッキ用木材の一覧

飲食店向け|席配置・導線・清掃性を優先した設計

飲食店向けの屋根付きウッドデッキでは、席配置とスタッフの導線計画が重要です。通路幅を確保し、配膳や片付けがスムーズに行える構造にすることで、運営効率が向上します。

また、清掃しやすい床材や耐水性のある木材を選ぶことで、日常管理の負担を軽減できます。実用性と快適性の両立がポイントです。

商業施設向け|人の流れと滞留をつくるサイズ・屋根計画

商業施設では、人の流れを妨げずに自然な滞留を生むサイズ設計が求められます。屋根の高さや張り出しを工夫することで、圧迫感を抑えつつ快適な空間を確保できます。

視認性の高いデザインを取り入れることで、施設内のアクセントとなり、利用者の印象にも残りやすくなります。

保育・教育施設向け|安全基準(手すり高さ・ささくれ対策)

保育・教育施設では、安全性への配慮が最優先です。手すりの高さや隙間寸法、ささくれが出にくい木材の選定など、細かな点まで配慮する必要があります。

角の処理や滑りにくい床仕上げを行うことで、事故リスクを抑えられます。屋根構造についても、強風時の安全性を考慮した設計が重要です。

モックリーがおすすめする 屋根付きウッドデッキに適した木材一覧

おすすめ木材

屋根付きウッドデッキの品質や、使い勝手を左右する大きな要素が木材選びです。モックリーでは、用途や管理体制に応じて選べる豊富な種類の木材を取り扱っています。

それぞれの特長を理解し、施設に合った素材を選ぶことが、長く快適に使うためのポイントです。

防腐処理済みのソフトウッド(国産材)

防腐処理済みの国産ソフトウッドは、自然な風合いと扱いやすさが魅力です。ヒノキやスギは比較的軽量で加工しやすく、温かみのあるデッキ空間を演出できます。

防腐処理を施すことで耐久性が向上し、屋根付きデッキとして十分な性能を発揮します。国産材ならではの安心感も、多くの施設で選ばれる理由です。

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国産杉材はこちら

ハードウッド(高耐久天然木)

ウリンやイタウバといったハードウッドは、非常に高い耐久性を持つタイプの天然木です。

水や湿気に強く、長期間使用しても劣化しにくいため、メンテナンス頻度を抑えたい施設に向いています。

重厚感のある見た目は、高級感のある屋根付きウッドデッキを演出し、施設全体の印象を引き締めます。

ウリン材はこちら

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人工木材(メンテナンス性重視)

人工木材は、木粉と樹脂を組み合わせた素材で、メンテナンス性に優れています。腐食やささくれが起こりにくく、定期的な塗装が不要な点が特長の商品です。

清掃もしやすいため、管理負担を抑えたい施設に適しています。安定した品質を保ちやすく、長期運用を前提とした施設で選ばれています。

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屋根設置時の注意点(安全性・法規)

屋根設置時の注意点

屋根付きウッドデッキを設置する際は、安全性や法規面への配慮が欠かせません。最後に、屋根設置時に押さえておきたい基本的な注意点をまとめました。

構造計算と耐荷重への配慮

屋根付き構造では、屋根自体の重量や積雪荷重を考慮した構造計算が必要です。

十分な耐荷重設計を行うことで、長期間にわたって安全に使用できます。特に人が集まる施設では、余裕を持った設計が求められます。

風・雨・積雪を想定した設計

地域ごとの気候条件を想定した設計も重要です。

強風や豪雨、積雪を考慮し、屋根形状や固定方法を検討することで、トラブルを防げます。排水方向や屋根勾配の設計も、耐久性を左右するポイントです。

排水計画と雨仕舞い

屋根付きデッキでは、排水計画が不十分だと水たまりや劣化の原因になります。

雨水の流れを考慮した設計を行い、雨仕舞いを適切に行うことで、木材の寿命を延ばすことができます。

法規制・建築基準の確認

屋根の設置には、建築基準法や自治体の条例が関係する場合があります。事前に確認を行い、必要な手続きを踏むことで、後のトラブルを防げます。

不安な場合は、専門家に相談しながら進めることも有効です。

メンテナンス性を考えた素材選び

長く使うためには、メンテナンス性を考慮した素材選びが重要です。

耐久性や清掃性を踏まえて選定することで、維持管理の負担を軽減できます。屋根付きであっても、定期的な点検と手入れは欠かせません。

理想の屋根付きウッドデッキを実現するために 木材の専門家がトータルサポートします

専門家サポート

屋根付きウッドデッキは、用途や設計次第で施設の価値を大きく高める設備です。

モックリーでは、豊富な木材やウッドデッキ作りに適した規格をご用意することで、施設ごとの条件や要望に合わせた理想のウッドデッキ制作をサポートいたします。

屋外空間を有効活用し、長く使える屋根付きウッドデッキを実現したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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