ウッドデッキの大引はどう選ぶ?素材・サイズとおすすめ木材を紹介
ウッドデッキの「大引」は、床板や根太を下から支え、デッキ全体の安定性に関わる重要な部材です。しかし、完成後は見えにくいため、初めてDIYをする方には役割や選び方がわかりにくいかもしれません。
- 大引はウッドデッキのどの部分に使う?
- 大引にはどの素材を選べばよい?
- 必要なサイズや本数はどう決める?
本記事では、大引の役割や素材ごとのメリット・デメリット、適したサイズと木材の種類をわかりやすく解説します。
| 大引きの素材別比較表 | ||
|---|---|---|
| メリット | デメリット | |
| 木材 | 加工がしやすい コスパが良い |
メンテナンスの頻度が高い 金属製と比べると強度に劣る |
| アルミ材 | 金属の中では軽量 腐食に強い |
加工が難しい 熱がこもりやすい |
| スチール材 | 強度が高い メンテナンスフリーで長寿命 |
DIYで加工が困難 価格が高い |
モックリーは、1921年創業の木材防腐加工メーカーが運営する高耐久木材の専門店です。ウッドデッキ施工や屋外用木材で培った知識をもとに、長く安心して使える大引選びをサポートします。素材別の比較表を参考に、ご自宅の設置環境やDIY計画に合った商品をお選びください。
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INDEX
ウッドデッキの大引|荷重を分散しながら床を支える基礎部材

大引きとは、ウッドデッキの土台を構成する一つの部材のことを言います。
大引きは根太を受けて支える必要があるため、根太材よりも太く丈夫なものを使います。
根太に対して垂直に張ることで、全体の強度がバランスよく保たれます。
デッキの基礎となる土台を構成するパーツの中でも一番大きい部材であり、その役割を見ていきましょう。
併せて読みたい記事:
【初心者必見】ウッドデッキの基礎作り!簡単にできるDIY方法も
根太の固定
根太材は、ウッドデッキの床となる木材を固定するための部材です。大引きは根太材をしっかりと固定する役割があり、大引きを適切に施工できるかがウッドデッキDIYの肝とも言えます。
併せて読みたい記事:
【ウッドデッキ】根太のピッチは均一に!適切な間隔やDIYのコツを解説
荷重の分散
使用方法や設置する家具によって、デッキ床面の所々に異なる荷重が掛かります。大引きは土台全体を網羅して固定されているため、異なる荷重をバランスよく分散させる役割も持っています。
強度の安定
木製のデッキは強度が低いと床材にたわみが出たり、最悪の場合経年劣化によりデッキが破損する可能性があります。
大引きをはじめとする土台部材を適切に固定することで、デッキの強度が高くなるため、特にサイズの大きい大引は適切な素材選びをすることも重要なポイントです。
ウッドデッキの大引素材を徹底比較!おすすめは木材で統一

次に大引きとして使用する素材について解説いたします。
ウッドデッキと言えば、全体を木材で構成するイメージがありますが、木材以外にも選択肢があり、それぞれのメリットデメリットを比較して素材選びをしましょう。
木材
家庭用ウッドデッキに使われる素材で一般的な木材、大引きについても同様に木製で作ることができます。
木材は加工がしやすく、他の素材と比較して価格が安いのが魅力的であり、その扱いやすさからDIYウッドデッキに欠かせない選択肢となっています。
木材の中でも幅広い選択肢があり、見た目や風合いの違いからお好みの木材を探す楽しさもあります。
アルミ材
アルミ材は金属の中でもウッドデッキ素材として用いられることが多く、大引き素材としても利用されています。
最大の魅力は、軽量且つ丈夫であること。
デッキの足(束柱)が長く高さがあるデッキや、地面が平らでない場所に作るデッキは、土台の強度を十分に高くする必要があるため、アルミ材が適しているケースもあります。
スチール材(鉄骨)
家庭用のウッドデッキに使用されることは滅多にありませんが、スチール材を土台部材に使用するケースもあります。
床面積が広大なデッキや、段床タイプに代表される高低差のある複雑な設計のデッキなど、不特定多数の往来が想定されるウッドデッキに採用されます。
加工に専門的な技術や工具が必要なため、選択肢として検討される可能性は低いと思いますが、大規模なウッドデッキを作りたい方や、業者に施工を依頼する予定の方などは知識として押さえておきましょう。
おすすめの大引
普段使いの際、土台部分が視界に入ることはありませんが、見た目の印象も素材でガラッと変わります。
木製デッキは統一感があり柔らかい印象、アルミ材やスチール材の土台はスタイリッシュで引き締まった印象になります。
DIYをお考えの方は、一般的に主流である木材を使用した土台作りをおすすめします。
丸ノコ一つで自由自在にカットできて、お気に入りの特徴や風合いを持った木材をチョイスできるのは、DIYの醍醐味とも言えるでしょう。
木材を大引きに使用する場合、90mm×90mmサイズの木材が一般的に使われます。
また、
- 広めのデッキを計画している
- 重量のある家具を置きたい
- 大人数での使用を想定している
このような場合は強度をなるべく高くしておきたいので、120mm×120mmを上限にサイズアップを検討しても良いでしょう。
ウッドデッキの大引きに最適な木材!専門店おすすめの厳選3種!
ここからは大引きに木材を使用する方に向けて、おすすめの木材をご紹介いたします。
ご紹介する木材から気に入ったものを選んでいただいても良いですし、すでに床材として採用する木材が決まっている場合は、土台部材も揃えて準備するのもおすすめです。
防腐加工された国産材

一つ目のおすすめ素材は、日本人に親しみのある国産材です。
杉やひのきが一般的であり、ソフトウッドとも呼ばれる加工のしやすい木材です。
国産材を選ぶ場合は、防腐処理が施されている木材を購入するのが重要なポイント。
ソフトウッドは湿気や害虫の被害を受けやすいため、定期的なメンテナンスはもちろんのこと、事前に防腐剤が加圧注入された木材を使用することで、寿命を最大限に伸ばすことができます。
杉材 防腐加工 90mm×90mm
ひのき材 防腐加工90mm×90mm
防腐処理のご説明はこちらの記事をご覧ください。
自然由来の木材保存剤「モクボーAAC」は木肌を活かす仕上がりが魅力
メンテナンスの負担を抑えやすい再生木材

天然木材のデメリットとも言える「腐食による劣化」が不安な方は、人工木材である再生資材がおすすめ。
防腐性や耐久性にこだわって作られている素材であるため、天然木材よりもメンテナンスの手間がかからない、機能性重視な素材です。
ハンディウッド ビーム材
kankyo-woodⅡ 90mm×90mm 中空材
一番頑丈な木材「ウリン」

丈夫で長持ちするウッドデッキを作りたい方には、海外産木材の中からウリンをおすすめします。
密度の高い頑丈なハードウッドの代表格であるウリンは、その耐久性の高さから「アイアンウッド」という別名が付くほどです。
国産材と比べると硬くて丈夫な分、カットやビス止めなどの工程では加工が難しいデメリットがあります。
しかしそのデメリットを補って余りあるほどに人気なウリン、ウッドデッキと言えばウリンと形容されるほどに王道の選択肢であり、商業施設や海岸沿いのデッキなど、至る所でウリンが採用されています。
ウリン材 90mm×90mm
ウリンについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ウッドデッキの大引きサイズは荷重と支持間隔で決める
ウッドデッキの大引きは、断面が大きいほど必ず適しているとは限りません。材質や断面寸法だけでなく、大引きを支える束柱・基礎の間隔、デッキにかかる荷重、部材を設置する向きなどを含めて選ぶ必要があります。
特に、同じ「50×150mm」の部材でも、150mm側を縦方向に使う場合と横方向に使う場合では、たわみに対する強さが異なります。サイズを比較するときは、厚さと幅だけでなく、施工時の断面方向も確認しましょう。
大引きのサイズを選ぶ前に確認する条件
大引きのサイズと支持間隔を決める際は、主に次の条件を確認します。
- 大引きの材質と断面形状
- 断面寸法と施工時の向き
- 大引きを支える束柱・基礎の間隔
- 根太の間隔と床板の仕様
- 一般住宅用か、不特定多数が利用する施設用か
- テーブル、収納庫、プランターなど重量物の設置予定
- 積雪や強風の影響を受ける地域か
- 地面からデッキ床面までの高さ
- 部材の継ぎ目や端部の納まり
大引きのサイズと支持間隔の目安
以下は、モックリーで取り扱うハンディウッドのビーム材を比較するための表です。支持間隔は施工条件や荷重条件によって変わるため、施工担当者による確認後に確定してください。
| 材質 | 断面形状・施工方向 | 使用上の注意 |
|---|---|---|
| ハンディウッド (再生木材) |
50×50mm | 使用可能な部位を確認 |
| ハンディウッド (再生木材) |
50×75mm | 部材の向きによって強度が異なる |
| ハンディウッド (再生木材) |
50×100mm | 継ぎ目の位置にも注意 |
| ハンディウッド (再生木材) |
50×150mm 【150mm側を縦・横などと明記】 |
重量物を置く場合は個別確認 |
| ハンディウッド (再生木材) |
100×100mm | 束柱として使用する場合との違いを確認 |
※上記は規格を比較するための表です。掲載前に、各規格を大引きとして使用できる条件、断面方向、許容できる荷重、支持間隔を確認してください。
※公共施設、店舗、積雪地域、高床デッキ、重量物を設置するデッキなどは、一般住宅用とは条件が異なります。必要に応じて施工業者や設計者へご相談ください。
ハンディウッド・ビーム材の規格と価格
ハンディウッドのビーム材には、断面寸法と長さの異なる商品があります。使用する規格は価格だけで決めず、施工条件に対応できることを確認したうえで選びましょう。
| 断面寸法 | 長さ | 税込価格 | 商品 |
|---|---|---|---|
| 50×50mm | 2,000mm | 2,189円 | 商品を見る |
| 50×50mm | 3,000mm | 3,300円 | 商品を見る |
| 50×75mm | 2,000mm | 3,366円 | 商品を見る |
| 50×75mm | 3,000mm | 4,961円 | 商品を見る |
| 50×100mm | 2,000mm | 4,367円 | 商品を見る |
| 50×100mm | 3,000mm | 6,556円 | 商品を見る |
| 50×150mm | 2,000mm | 5,830円 | 商品を見る |
| 50×150mm | 3,000mm | 8,734円 | 商品を見る |
| 100×100mm | 2,000mm | 7,524円 | 商品を見る |
| 100×100mm | 3,000mm | 11,165円 | 商品を見る |
※価格は2026年9月17日時点の税込価格です。最新の価格や在庫状況は各商品ページでご確認ください。
ハンディウッドのビーム材を選ぶ
大引きの必要本数は面積だけでは決められない
大引きの必要本数は、ウッドデッキの面積だけから一律に算出することはできません。同じ面積でも、デッキの縦横比、大引きを配置する方向、採用する支持間隔、部材の長さ、継ぎ目の位置によって必要本数が変わるためです。
必要本数を検討するときは、まず大引きと直交する方向の寸法を採用する間隔で割り、端部の大引きを加えて配置列数を求めます。そのうえで、各列に必要な長さ、販売されている部材の長さ、切断時のロス、継ぎ目を支える束柱の追加などを考慮します。
概算式は次のとおりです。
大引きの配置列数=大引きと直交する方向の寸法÷採用する支持間隔+端部の1列
端数が出る場合は切り上げます。ただし、この計算だけでは購入本数を確定できません。実際の購入本数は、平面図と部材の割付図を作成し、継ぎ目や端材まで確認して算出してください。
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ウッドデッキをDIYするなら、大引きの他にも根太や束柱、メインの床材などたくさんの木材を揃える必要があります。
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ウッドデッキのDIYを効率的に楽しむには、カットの工程をなるべく減らすのがベスト。
モックリーではウッドデッキ用に特化した品揃えのため、各部材に適したサイズの規格を豊富にラインナップしております。
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