ウッドデッキを作るなら樹脂木材「kankyo-woodⅡ」がおすすめ

コラム

ウッドデッキを作るなら樹脂木材「kankyo-woodⅡ」がおすすめ

kankyo-woodⅡは、廃材とプラスチックから製造され、環境に優しいリサイクル建築資材として認定された樹脂木材です。
天然木材より耐久性や耐候性に優れており、DIY初心者でも扱いやすいのが特徴。

自然由来の木材のような風合いと質感が魅力で、天然木と人工木の良い部分が融合しています。
メンテナンスの手間を削減しつつも、天然木材特有のやさしい手触りや色合いといった魅力をそのままに、加工性も天然木材と同様の性能を実現しました。

更に、木粉に加えてプラスチックを使用しているため、天然木材に比べて耐水性にも、腐朽菌やシロアリによる被害にも強く、長期間にわたって衛生的に使用することができます。

天然木材のように加工できて、高耐久、そして風合いも天然木材と変わらぬ落ち着いた雰囲気に仕上がる理想的なリサイクル建築資材「kankyo-woodⅡ」。

この記事では、理想のウッドデッキを作りたい人や、外構施工の会社の方の参考になるように「kankyo-woodⅡ」の概要について解説します。

kankyo-woodⅡの3つの特徴

kankyo-woodⅡの3つの特徴

まず、kankyo-woodⅡは「エコマーク認定(認定番号 : 第07131002号(再生プラスチック70%以上))」を受けている環境に優しい商品です。
そして次の3つの特徴があります。

1. 長く使い続けられる

樹脂木材とは、木粉と樹脂を成型して作られた製材のことです。
耐久性・耐候性・防腐性においては、むしろハードウッドをしのぐ性能を有しているといえるでしょう。
天然木材のようにシロアリに食べられる心配はなく、そのうえ雨風や紫外線にも強い。
つまり過酷な環境にさらされるエクステリアを作るには、最適な材料なのです。

kankyo-woodⅡの製造メーカー「前田工繊株式会社」は、製造に関わる開発専用ラインを所有しており、新製品や新技術の開発、製品の改善、品質性能や生産加工技術の向上などの研究や開発を行っています。
その研究の成果が高耐久性・高耐候性・高防腐性を兼ね備えた「kankyo-woodⅡ」なのです。

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2. 安全性に優れている

kankyo-woodⅡは公共施設やアウトレットモールの他に、住宅にも使われています。
これは優れた安全性を有している証拠でしょう。

【kankyo-woodⅡが安全な理由】

  • 有害な化学物資の放出量が基準値以下
  • トゲやささくれが生じにくい
  • 火気を近づけても燃えにくい
  • 濡れても滑りにくい仕様になっている

お子さまやペットがいるご家庭はもちろん、不特定多数の人が通行する場所でも安心ですね。

3. 帯電防止効果がある

kankyo-woodⅡに含まれるプラスチック成分には、電気を溜め込みやすい性質があります。
木材との摩擦によって、体に静電気が蓄積された状態になり、金属のドアノブや手すりに触れた瞬間に放電して、痛みを感じるという仕組みです。
こういった不快感を伴う静電気を防止するために、kankyo-woodⅡには、すべての製品に標準で帯電防止効果が搭載されました。

kankyo-woodⅡを使う5つのメリット

kankyo-woodⅡを使う5つのメリット

続いては、kankyo-woodⅡを使う4つの利点を紹介しましょう。

1. DIY初心者でも簡単に扱える

樹脂木材のいいところは、天然木材よりメンテナンスが楽な点です。
無垢材は定期的に塗装しなければならないのですが、kankyo-woodⅡならその必要はありません。
DIYに不慣れな初心者でも、ほぼメンテナンス要らずでウッドデッキのある生活を楽しめます。

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2. 天然木材のような質感を楽しめる

kankyo-woodⅡは廃材を再利用した合成木材です。
そのため見た目や手触りが天然木材のようにナチュラルで、本物の木材と比べて遜色がないほど。
人工木材でありながら、自然由来の素材の質感を持ち合わせているのです。
無垢材を使うのは面倒だけれど、森林のテイストを取り入れたい人にぴったりですね。

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3. 環境に負担をかけない

持続可能な開発を推進することは、今や世界全体の課題といっても過言ではありません。
限りある木材を有効活用するため、kankyo-woodⅡは木材やプラスチックをリサイクルして製造されています。
材料はもちろん、製造工程においてもCO₂の排出量を削減するシステムを確立しました。
新たに森林を伐採する必要がないため、SDGsの理念に沿っているといえるでしょう。

4. 高品質な製品をお得に購入できる

kankyo-woodⅡは、すべて自社工場で作られています。
研究開発から製造、企画、販売に至るまで、全ての工程を自社内で一貫して行う「一貫生産体制」により、安定した生産体制を確立し、高品質を維持しながらコストダウンを実現しています。

この「一貫生産体制」により流通コストも削減し、手ごろな販売価格でのご提供を可能にしました。

5. 規格値のデータ管理による徹底した品質管理

「kankyo-woodⅡ」は、寸法や色などの規格値をデータ管理しており、検査後には規格をクリアした製品のみを出荷することで高品質を保っています。
また、自社工場において安定した生産体制を維持し、お客様に高品質かつ信頼性の高い製品を提供しています。
製造過程では、品質向上のために耐久性試験などを実施し、使用現場での安定した性能を確保するために努めています。

kankyo-woodⅡの製品ラインナップ

kankyo-woodⅡの製品ラインナップ

それでは、kankyo-woodⅡの製品を紹介します。

【カタログはこちら】kankyo-woodⅡの製品一覧

デッキ材

デッキ材

主にウッドデッキや公共施設の木道などに使われる部材です。
カラーは4種類あり、ダークブラウン・ブラウン・ライトブラウン・グレーから選べます。
専用の留具を使ってウッドデッキを施工する方法の場合では、デッキの表面にビスが出ない設計のため、自然で高級感のある雰囲気に仕上がります。
また、デッキの側面の幕板と材木の端を保護するキャップを付けることで、腐朽防止効果を促進することもできます。

ルーバー材

ルーバー材

ルーバーとはデッキ材より細長く作られた建築材で、受注生産となっています。
外壁の装飾として役立つのはもちろん、太陽光による壁面の温度上昇を抑える効果も期待できるでしょう。
アルミ芯材を組み合わせると強度が上がるだけでなく、ルーバー材の反り返りを防止できますよ。
ウッドデッキのフェンスにすれば、おしゃれな目隠しになります。

下地部材

デッキ材を支える下地部材のラインナップは、以下の通りです。

種類 商品名・特徴など
支持脚(鋼製束) ・金属製の束石と束柱
・木製のものより耐久年数が長い
大引・根太用 ・ハット型鋼板
・C型鋼板
・ハット型アルミ板
その他部材 ・L型アングル
・L型金具
留具 ・留具-30用(MKV-ST-TOMEGU-30S)
・留具-25用(MKV-ST-TOMEGU-25S)

根太(ねだ)とは床板の下に設置する部材です。大引きは根太に対して垂直に張るもので、建築物の強度に関わる重要な部分ですね。
エクステリアの設計によって最適な部材は異なるため、不明点があれば「mock re:(モックリー)」までお問い合わせください。

【フォームでのお問い合わせ】

【お電話でのお問い合わせ】052-661-2311 (電話受付時間:月曜~金曜 9:00-17:00)
【Emailでのお問い合わせ】info@mock-re.jp

フェンス材

フェンスの部材には、以下の4種類があります。

  • 縦格子タイプ(木材・アルミ)
  • 横ビームタイプ(木材・アルミ)
  • ワイヤータイプ
  • 笠木(柵の手すりに取り付ける木材)

設置場所の状況やお好みに応じて商品を選んでください。
景観になじみやすく、場所を問わず使えます。

kankyo-woodⅡのオプション

ankyo-woodⅡのオプション

ここからは、kankyo-woodⅡのオプション商品について説明します。

落下防止材

ウッドデッキの床面には、細い隙間(目地)があります。
コイン程度の幅のものなら通り抜ける可能性があり、床下に落とすと回収するのに一苦労。
目地に落下防止材をはめておけば、その心配はありません。

遮熱タイプ

夏場のウッドデッキは表面温度が上がり、素足で歩くと火傷する危険性があります。
そこでおすすめなのが、遮熱タイプの木材。
他の自社製品と比較して温度が約6℃ほど低いという試験結果が出ており、真夏でも足元の安全性を守ります。

滑り止めタイプ

雨が降った後や拭き掃除をした直後は、ウッドデッキが滑りやすくなります。
階段やスロープなどに滑り止めタイプの木材を用いると、安心して歩行できるでしょう。

kankyo-woodⅡの注意点

kankyo-woodⅡの注意点

kankyo-woodⅡは便利で使い勝手が良い反面、注意すべき点もあります。
安全性に関わる部分なので、必ず目を通してください。

排水口を定期的に掃除する

中庭のように水はけが悪い場所にデッキを設置する場合、床下にゴミが溜まりやすくなります。
特に排水口の周囲は汚れるため、点検と清掃が欠かせません。
kankyo-woodⅡは耐水性に優れているものの、湿気にさらされていると経年変化が早まる原因になりかねないでしょう。

不用意に火気に近づけない

樹脂木材は不燃材ではありません。
燃えにくい仕様になっていますが、表面が焦げたり引火したりする危険性があります。
火気に触れないよう気を付けてください。

荷重がかかる場所には使用しない

kankyo-woodⅡは、建物内部の柱や床板などには適していません。
あくまでも外構用の建築材として販売されています。
強い衝撃を与えると凹みや歪みが生じますので、ご注意ください。

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kankyo-woodⅡでエクステリアを造作をお考えならぜひご相談ください!

kankyo-woodⅡでエクステリアを造作

樹脂木材は天然木材よりも扱いが容易で、メンテナンスの手間が少ないというメリットがあります。
住宅にウッドデッキを作るのはもちろん、公共施設の屋外スペースに設置するのにも最適です。

ご自宅でも公共の場でも、木のぬくもりは人々に癒やしを与えてくれます。
木の温かみや自然な風合いと、人工木材のメリットを両立し、多彩な空間デザインを可能にした「kankyo-woodⅡ」は、幅広い用途に応える理想的なリサイクル建築資材です。

kankyo-woodⅡをお求めの際は、ぜひ「mock re:(モックリー)」にご相談ください。
見積もり作成や製品に関するお問い合わせなど、お気軽にどうぞ。
個人・法人問わず、あらゆる要望にお応えします。

ウッドデッキシミュレーターで理想のウッドデッキを

ウッドデッキシミュレーターで理想のウッドデッキを

kankyo-woodⅡでウッドデッキを自作DIYしたいと考えている場合は、ぜひ「mock re:(モックリー)」にご相談ください。
だいたいの目安を知りたい方は、ウッドデッキシミュレーターをご利用ください。ウッドデッキに必要な部数を計算できます。

ウッドデッキシミュレーターは会員登録なしでいますぐ試すことができます。

ウッドデッキ造作のご依頼やリフォーム、木材全般もご相談ください

ウッドデッキ造作のご依頼やリフォーム、木材全般もご相談ください

ウッドデッキのメンテナンスや、リフォームについてわからない点があればぜひご相談ください。

DIYでウッドデッキを作りたい場合の木材の選び方や量や、ウッドデッキの施工など、防腐木材や板材、木材に関することなら何でもお気軽にお問い合わせください!

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