【デッキ活用術】ウッドデッキへのサンルーム後付けについて徹底解説!

コラム

【デッキ活用術】ウッドデッキへのサンルーム後付けについて徹底解説!

ご自宅のウッドデッキをイマイチ物足りない、と不便に感じている方は、サンルームの後付けを検討しておられるでしょう。

「ウッドデッキの一部をサンルームにしたいな・・」
「サンルームの後付けってできるの?」

サンルームは、ウッドデッキとは一風変わった魅力のある空間で、洗濯物干しやガーデニングに最適です。

ウッドデッキへのサンルームの後付けや、デッキ全体を丸々サンルームに改造することは、“ハードルは高いが、不可能ではない”というのが結論です。

サンルームに関しての基本知識や、後付けについて詳しく解説していきます。

天候の影響を受けずにウッドデッキを活用できる「サンルーム」

まずは、サンルームの基本的な概要や魅力・活用方法についてご紹介します。

サンルームの基本的な概要や魅力・活用方法

サンルームとは

サンルームとは、壁面をガラスやプラスチックなどの透明な素材で囲われた、お部屋のことを言います。室内にいながら屋外のような空間を楽しむことができ、居室に位置付けされます。

魅力

サンルームの魅力は、

  • 自然光を取り込んだ明るい空間を楽しめる。
  • 雨や風などの天候に影響されずに、屋外の雰囲気を味わえる。
  • 見た目や室内の雰囲気がおしゃれで、エクステリア性が向上する。

このような点にあります。

おしゃれな雰囲気の中で過ごすひとときは、とても心地の良いものでしょう。

活用法

サンルームは元々、海外で植物を育てるための温室として設計された起源を持ちます。

時の流れを経て、植物の育成場所から、植物を愛でるカフェのような軽食を楽しむ空間となり、現在のサンルームに至ります。

そのためガーデニングに最適ですし、自然光を取り込んだ在宅オフィスとして利用したり、趣味を楽しむホビースペース、家族で食事を取るなど、様々な活用法があります。

住宅の居室でできるほとんどのことはできますので、ウッドデッキと同じく、「第二のリビング」という考え方がしっくりくることと思います。

ウッドデッキへのサンルームの後付けについて

冒頭でも述べた通り、ウッドデッキへのサンルームの後付けは、慎重に検討する必要があります。その理由を解説いたします。

ウッドデッキとサンルームの違い

ウッドデッキとサンルームは、住宅の一部としてのそもそもの扱いが異なります。

ウッドデッキは屋外のエクステリアの一部であることに対し、サンルームは居室としての扱いになります。マイホームをお持ちの方であれば覚えておいて損はありませんので、サンルーム化を検討する方は要チェックです。

ウッドデッキとサンルームの相性

サンルームを後付けする方法はいくつかあります。

  • ウッドデッキを購入したメーカーのサンルームを追加する。
  • ウッドデッキを解体して、新しいサンルームの製品を建てる。
  • DIYしたウッドデッキにサンルームを追加する。

サンルームは土台を地面にコンクリートで固定する必要があり、設置に関して一定の強度が必要です。そのため、DIYで作ったウッドデッキにそのままサンルームを乗せるためには、デッキの補強工事が必要になります。

サンルームのDIYはおすすめしない

DIYが得意な方の中には、サンルームもDIYで取り付けたい、とお考えの方もいるでしょう。

前述の通り、サンルームはコンクリート支柱での固定や、居室を増加するという意味でのリフォームが必要になります。既存のデッキがサンルームの重さに耐えられない場合は、デッキを一度解体しなければなりません。

サンルームに近しい存在の「テラス囲い」であれば、DIYは比較的簡単ですが、施工業者に頼らずにサンルームをDIYするのはおすすめできません。

ウッドデッキにサンルームを設置するメリットとデメリット

ウッドデッキにサンルームを設置するメリットとデメリット

サンルームも素敵で魅力的ですが、ウッドデッキ単体ならではの良さもあります。ここで、ウッドデッキにサンルームを設置する際のメリットとデメリットを検討してみましょう。

メリット

サンルームを追加するメリットには、このようなものが挙げられます。

  • 天候に影響されずに、安全にガーデニングを楽しめる。
  • 洗濯物を花粉やPM2.5などのダストから守ることができる。
  • おしゃれな雰囲気の部屋が増える。

ウッドデッキにはない魅力は、やはり雨風を凌げるところ。
良さを活かして色々な過ごし方ができそうですね。

デメリット

一方で、デメリットにはこのようなものが挙げられます。

  • サンルームは密閉されており、開放感が弱まる。
  • 季節に応じた空調管理が必要になる。
  • 高額な工事費用と維持費が発生する。

開放感という点に関しては、ウッドデッキには劣ってしまいます。
また密閉空間でありながら、ガラス張りの空間という特性上、夏は暑く、冬は寒いです。

業者に工事を依頼する際の工事費用や、居室が増えることでの固定資産税の増額というコストの面も見逃せません。

ウッドデッキの固定資産税についての記事はこちらをご覧ください。

サンルームの施工業者探しのポイント|費用相場や工期について

サンルームの施工業者探しのポイント 費用相場や工期について

メリットデメリットを比較した上で、サンルームの追加をしたい!という方に向けて、施工業者探しに役立つ情報をご紹介します。

費用

費用はケースバイケースですが、おおよその目安は以下の通りです。

  • サンルーム製品の購入:40〜70万円
  • ウッドデッキの補強・解体:20〜40万円

総額にすると、60万円〜100万円前後の費用が必要になります。
現地調査と見積が無料対応の業者に依頼するのがおすすめです。

工期

リフォームの工期は、約1週間〜2週間程度。
こちらも業者の作業ペースによりますので、依頼する業者へ事前に確認しておきましょう。

注意点

高額の工事を依頼するのですから、腕の良い業者にお願いしたいですよね。
依頼先を決める際は、

  • 複数の業者に見積もり依頼をする。
  • 口コミ情報があれば事前にチェックしておく。

この2点は最低でも行っておきましょう。

現地調査に招く際、どれほど親身に対応してくれるのかも、決め手になる要素の一つです。
適当に業者を選んで後悔しないように、しっかりと依頼先を選びましょう。

ウッドデッキに関するDIY方法やご相談はモックリーへ!

ウッドデッキとサンルームにはそれぞれに違った魅力があります。ウッドデッキの開放感や、自然の風にあたりながら過ごす優雅な時間も捨てがたいものです。

もしもデッキに屋根を取り付けたり、目隠しフェンスを取り付けることで、現状のお悩みが解決するのであれば、DIYの範囲でお手軽に解決することも可能です。

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モックリーでは、こうしたウッドデッキに関する各種ご相談を承っております。

屋外で長期間愛用いただけるよう、高度な技術で防腐処理を施した天然の木材を扱っており、木材の種類や規格も豊富に取り揃えております。
まずはお気軽にご相談ください。

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