ウッドデッキを長持ちさせるなら樹脂木材がおすすめ

コラム

ウッドデッキを長持ちさせるなら樹脂木材がおすすめ

「庭にウッドデッキのある生活に憧れていて、DIYで作ってみたい」
「できれば長持ちするウッドデッキを作りたい」

アウトドアやDIYが好きな人なら、こんな希望をお持ちかもしれません。
庭でバーベキューをしたり、休日にゆっくりくつろいだりと、日常生活に彩りを与えてくれます。
長持ちするウッドデッキが欲しいなら、樹脂木材で作るという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。初期費用はかかるものの、その後の維持管理が楽になるため長く使い続けられます。

この記事では、樹脂木材のウッドデッキについて解説します。
自分で外構を作りたい人だけでなく、エクステリアの設置業者の方にも役立つ内容をまとめました。
ぜひ参考にしてください。

樹脂木材と無垢材の違い

さまざまな木材

木材には無垢材(天然木)と人工木の2種類があります。
ここではそれぞれの特徴や違いについて説明しましょう。

樹脂木材とは

樹脂とはポリエチレン・ABS樹脂・ポリプロピレンなどの総称です。いわゆるプラスチックを想像するとわかりやすいでしょう。
樹脂と木粉を固めたものが樹脂木材で、メーカーによっては再生木材・人工木材などと呼ばれます。
無垢材と比較すると耐久性や耐水性に優れており、ほぼメンテナンスなしで使えるのが特徴です。
DIYに慣れていない初心者や面倒な手入れをしたくない人は、樹脂木材でエクステリアを作るといいかもしれません。

無垢材とは

無垢材はその名の通り天然の木材です。
ソフトウッドとハードウッドに分かれていて、代表的なものとしてスギやヒノキなどが挙げられます。樹種によって堅さや耐久性に違いがあり、初心者にはあまり向いていません。
エクステリアの建材に用いる場合は、基本的に防腐処理や塗装が必須です。なかにはサイプレス(オーストラリアヒノキ)のように防腐加工なしで使えるものもあります。
定期的に木材の表面を塗装し直す必要があるため、DIYを趣味にしている人におすすめです。

樹脂デッキのメリット・デメリット

樹脂木材は決して万能ではなく、メリットとデメリットの両方があります。
どちらも把握したうえで取り入れるか否かを判断してください。

樹脂木材のメリット4選

まずは樹脂木材のメリットから解説します。

1.ウッドデッキが長持ちする

ウッドデッキは屋外に設置するため、無垢材だと傷みやすいという弱点があります。
その弱点をカバーしてくれるのが樹脂木材なのです。

無垢材のようにシロアリに食われる心配はなく、紫外線によるダメージはほぼなし。さらに雨や湿気にも強く、耐久性や耐候性の面において優れた性能を発揮します。
多少は色落ちする可能性があるとはいえ、天然木材にありがちなササクレが生じにくいため安心して使えるでしょう。

2.手入れに手間がかからない

無垢材でウッドデッキを作る場合、必ず年に1度は木材を再塗装する必要があります。
雨風や紫外線によるダメージは想像以上に大きく、次第に塗装の効果が薄れてしまうからです。

樹脂木材は完成品の状態で販売されているため、そのまま建材として使えるのが特徴。
表面が汚れたら濡れた布で拭き取ればOKです。もしカビが生えたら、その部分だけヤスリで削れば問題ありません。

3.見た目は無垢材に引けを取らない

樹脂木材には天然木の粉が含まれており、遠目から見ると普通の木材と遜色がありません。
さすがに近くで眺めると無垢材との違いがわかりますが、最近の樹脂木材の完成度はかなり高いといえるでしょう。
よほど木材にこだわりがある人でない限り、無垢材と樹脂木材の違いを気にしなくても大丈夫です。

4.色の種類が多い

最近はエクステリアのメーカーから樹脂木材が製造販売されています。ラインナップを調べるとわかりますが、工夫を凝らしたカラーバリエーションになっているのです。
明るめの色から暗めの色まで揃っており、外壁や室内の床板に合うデザインを選べるでしょう。
施主の希望を反映できるため、満足度の高い仕上がりになると期待できます。

樹脂木材のデメリット4選

続いては樹脂木材の気になる側面を紹介します。

1.価格が高くなりがち

樹脂木材は原料を加工して作るため、製造コストがかかります。
具体的にはプラスチックの素材と木材を粉末状に加工し、混ぜ合わせる工程を経て成型されています。その分の費用が販売価格に含まれていると考えてください。
とはいえ維持費の面で比較すると樹脂木材のほうが安くなるため、長い目で見ればお得ではないでしょうか。

2.後から塗り直せない

無垢材は素材の状態で店頭に並んでおり、施主の好みの色に塗装できます。
しかし樹脂木材は再塗装を想定していないため、むしろ寿命を縮めるリスクがあります。
そのためカスタマイズする楽しみを味わいたい人には適していません。DIYに慣れている人はあえて無垢材を選ぶのも1つの手です。

3.夏は表面温度が熱くなる

樹脂木材は日差しを吸収するため、夏場に素足で歩くと足の裏を火傷する危険性があります。必ずサンダルやスリッパなどの履物を用意してください。
サンシェードまたは屋根を設置すると表面温度の上昇を防止できます。
小さなお子さまやペットがいるご家庭では、炎天下での使用にご注意ください。

4.経年変化を楽しめない

無垢材を好む人の多くは、木材を育てる過程を楽しむ傾向にあります。
経年変化を味の1つとして捉え、使い込むうちに風合いが変化するのを良しとしているのです。
樹脂木材は購入した時点で完成品ですので、経年変化はほとんど見られません。
あえて自然の風合いを求める場合は、無垢材のウッドデッキを作るべきでしょう。

「mock re:」がおすすめする木材

モックリーがおすすめする木材

mock re:(モックリー)では再生木材を販売しており、「ハンディウッド」と「kankyo-woodⅡ」の2種類からお選びいただけます。
これから樹脂木材でウッドデッキを作りたい人は、ぜひご覧ください。

【再生木材の商品ページ】

ハンディウッド

ハンディウッドの特徴を一言でまとめると、メイドインジャパンです。国産の原材料を使い、製造・加工はもちろん日本で行っています。
無垢材に限りなく近い風合いを再現しているため、自然さを感じられる樹脂木材をお求めなら検討する価値があるでしょう。

ハンディウッドの商品一覧はこちら

中空材

中空材とは、材木を軽くするために中心部に穴を空けたもの。
ラインナップは下記の通りです。

  • ランダムリブデッキ材
  • フラットデッキ材
  • 遮熱ランダムリブデッキ材
  • 遮熱フラットデッキ材

夏場の温度が気になる場合は遮熱タイプを選んでみてはいかがでしょうか。

ムク材(デッキ材・造作材)

ムク材はその名の通り、まるで天然木のような質感を持っています。
見た目にバラツキが見られますが、性能上の問題はありません。
中空材のようなラインナップはなく、厚みや幅によって価格が異なります。

kankyo-woodⅡ

防腐性や耐久性に優れており、メンテナンスのしやすさから人気があります。
住宅だけでなく商業施設や教育機関などで幅広く使用されており、環境に優しいのが特徴です。

kankyo-woodⅡの商品一覧はこちら

中空材

kankyo-woodⅡにはハンディウッドのようなラインナップはありません。
長さはいずれも共通(1995㎜)で、やはり厚みや幅によって価格に違いがあります。
開加工なしとありの2種類があるので、お好きなタイプをお選びください。

デッキ材(ムク)

長さは1995㎜と2000㎜の2つに分かれています。
中空材と異なり、開加工の有無による違いはありません。

樹脂木材でエクステリアを作るなら「mock re:」におまかせください

樹脂木材は天然木の質感と人工木のメリットを併せ持っており、それぞれのいい部分を楽しめます。
長持ちするだけでなくメンテナンスが簡単なため、DIY初心者でも扱いやすいでしょう。

再生木材をお買い求めの際は、mock re:(モックリー)にお問い合わせください。
手軽に自然の風合いを楽しみたい人、ガーデンテラスにウッドデッキを設置したい人におすすめです。
ハンディウッドやkankyo-woodⅡで理想のエクステリアを作ってみてはいかがでしょうか。

ウッドデッキシミュレーターで理想のウッドデッキを

ウッドデッキシュミレーター

ご自身の手で、ウッドデッキを自作DIYしたいと考えている場合は、ぜひ「mock re:(モックリー)」にご相談ください。
DIY初心者の方におすすめの再生木材や、ウッドデッキのDIY用アイテムを取り揃えています。
デッキ材の他、アルミ製の根太や大引なども販売していますのでご利用ください。

会員登録なしでも利用できるウッドデッキシミュレーターはこちら

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電話オペレーターの男性

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